ホンダバイクを見に行く

近年250ccや400ccのバイクが各社から出てきて面白いことになってきた。

400ccは日本の免許制度の「普通2輪」の枠で、欧米ではその枠がないため、各メーカーとも売れる絶対数が限られる"日本専用"の400ccを造りたがらなくなっていた。

しかしここへ来て、欧米と同じ600のプラットフォームにエンジンだけ400に載せ替えたり、他の車種との共通部品を増やして合理化したりしながら日本向けのバイクを相次いで造ってくれた。

昔からあった方法だが、それに加えて最近の流行りは、足回りやエンジンやガソリンタンクなどが共通でカウルやハンドルなどの"上半身"だけ変えたバリエーションモデルを揃えて車種を増やしている物も多い。これも昔からあったけれど(現行ではCB400とボルドールとか)、最近はホントに400が発売されずにいたので、急に活気づいた感じ。

今回ホンダが同じ基本の上に3種類の外装を持つ400ccを出してきた。久しぶりの「CBR400R」という名前も登場。これは見に行かなくては。青山1丁目のホンダショールーム「Hondaウェルカムプラザ青山」へ。

2013004019001.jpg前から見ると三者三様。左はハンドルが少し低めでフルカウルのスポーティな感じ。真ん中はそのカウル無しバージョンで、ハンドルの形、高さも違う。右は大柄で全く違うバイクに見えるが、ハンドルが広くて高く、シートも違って、確かに乗った感じも1台だけ別物のツアラータイプ。

2013004019002.jpgしかし横から見ると車体の前半分は違うけれど、タンクから後ろが殆ど同じなのが分かる。手前のだけシートが違い、乗ってる人のポジションが違うけれど、バイクの後ろ姿は見分けが付かない。まあうまいこと印象の違う3種類を造ったこと・・

私個人は手前のツアラータイプがカッコイイなと思っていたけれど、乗ってみると大きいシートが今ひとつ合わず、長時間乗っていたら内股に当たる部分が疲れてくるかなという感じがした。シートの前部分をもう少し絞ってくれたら合うのだけれど。

CBRは昔のCBR(4気筒)をスリムにした(2気筒)感じのポジションで、何の違和感もなく乗り始められそうだ。愛車のFZ400より少しハンドルが遠いかな。でもOKの範囲内。

全部同じ直列2気筒のエンジンだから、音は4気筒のFZのようなウォンウォンではなくドコドコドコダダダダダみたいな音になるのかと。スリムで低速トルクがあって2気筒は扱いやすいと理屈では分かるのだが、音がなあー・・ 実車が走っているのを見てみたい。(というか、聞いてみたい)

後ろではASIMO君のデモが行われていた。ヒュウヒュウタッタッタと踊ったり走ったりしていて、欧米人が楽しそうに記念撮影していた。

ショールームにはカフェが出来ていた。オシャレ度では、すぐ近くにあるFIAT Cafeと比べちゃいけませんが、ホンダのデモ映像の音など聞きつつ一休み出来る。

 

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このページは、onocchiが2013年4月20日 00:33に書いたブログ記事です。

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