我が家のミノルタ・ファミリー

2013003021001.jpg35mmフィルムカメラ時代にミノルタのアルファ・スウィートIIというのを使っていて、そのレンズやアクセサリーが手許に残っている。レンズは安い物ばかりだから今も使えるという物は少ないが、20mmのレンズは意外と接写に強くて面白い。

SONYがアルファを作るようになってからもストロボは買わずに済んでいる。とは言え使ったことが無いけれど。昔は夜に動きのある物を撮る時にストロボが面白いので、神輿の撮影などに使っていた。スローシンクロで動きを付けたりすると、素人なのにプロみたいな写真が撮れちゃったぜ、みたいな楽しい勘違いが出来た。プロは構図とかが違うのだけど。。

この写真はアルファ65にミノルタのストロボ。アルファ99はアクセサリーシューの形が変わったので、付属のアダプターを介して使うことになって、これよりちょっとカッコワルイ。
 
 

2013003021002.jpgミノルタファミリー。これを撮るのに使っているのはα99で50mm/F2.8。ミノルタにピントが合っているのでミノルタファミリーという感じ。

奥がミノルタの70-300mm、左手前はミノルタ20mm。カメラ本体には24-105mm。

アルファスウィートは本体が軽く小さく、当時広告では女性にアピールしていたが、旅カメラにピッタリで長い間使っていた。本体だけでなくレンズも小型軽量で気軽に持って歩けた。本体重量を量ってみたらおよそ350gで、今のNEX-7ぐらいしかない。それに軽量レンズだから、いかに手軽か。

24-105mmというのは、とても万能なサイズ。確かにF3.5-4.5と少し暗いし、アルファ99に付けてみると24mmのワイド端の時は四隅が少し暗いので今また使おうという気にはならないけれど、今付けているレンズが明るくて性能が良い代わりに24-70mmまでなので、1本だけ持って旅行に行くにはちょっと長さが足りない。2本持つと格段に荷物が増えるし、シャッターチャンスに付け替えるヒマが無かったりして、やはり多少画質を落としても高倍率は魅力があるなと思っている所。

スウィートは当時本体が5万円ぐらいだったか?こんなに小さくて35mmフルサイズ(フィルムだから当たり前)で当たり前に背景ボケをしていたのだから、デジカメが最近やっと「背景ボケが綺麗に出ます」などと言われているのを見ると、ここまで来るのにずいぶん時間が掛かったなと思ったりする。

2013003021003.jpgさてこの写真、2枚目の写真との違いは、絞りを2.8から10に変えてみただけ。ピントの合う範囲の違いを実験。どれが主役なのか判らなくなり「これだけ持ってますよ」という説明の写真に。
 
 
 
 

2013003021004.jpgこれは絞りを2.8にしてSONY機にピントを合わせたもの。

2枚目は「ミノルタ先輩!」という感じだし、こちらは「ソニーが攻めてきてミノルタが小さくなっている」みたいに見える。

この辺はコンパクトカメラでも、絞り優先モードで絞りの数値を変えてみると楽しめるので、オートしか使ったことの無い方は1度お試し下さればと。

 

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このページは、onocchiが2013年3月22日 00:51に書いたブログ記事です。

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