東京ミッドタウン

2013003016003.jpg「歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 江戸の芝居小屋」を見るためサントリー美術館へ。詳しい場所を知ったのが今回初めて、というぐらい、この辺りには縁が無かったりする。

地下鉄大江戸線に乗っていったが、東京ミッドタウンは地下でつながっていて、初めて見たミッドタウンがこの写真。全景が判らないまま館内へ進めるのは便利なのだが、案内図だけだと全体の規模や「あっちの方の奥」みたいな見当が付かなくて、何か手探りな感じ。

2013003016004.jpg館内や、勿論美術館内は撮影が出来ないので、取りあえず外観のみ。全体の印象はコンクリートというより、金属とガラス。

ここの柱は何も案内を読んだわけではないが、森をイメージしているような。日本庭園の精神というか、木を使わずに木をイメージしたり、ガラスの上を流れる水で湖を表現しているように見えた。
 
 
 
 
 

2013003016005.jpg「江戸の芝居小屋」の展示は当時の絵図や役者絵、役者が使った道具などが展示され、今回建て替えられた歌舞伎座の最初の建物から順番に模型が並べられていたりしていて、熱心なファンが広げられた書物を熱心に読んでいたり盛況だった。私は何代目団十郎が・・みたいな話は判らないので、判りやすい当時の絵や地図などを飛ばしながら見て歩いた。一番熱心に見たのが、歌舞伎座今昔の模型と写真だったりして・・あの近所の会社に勤めていたので、毎日のようにあの裏側の蕎麦屋とか喫茶店とかをウロウロしていた時期があって、建物自体に親しみがあった。
 
 

ミッドタウン自体はクリスマス前後の凄いイルミネーションなんかの時以外は意外と地味で、何か色々な大きさの建物が集まったような印象。真ん中にガレリアがあって、食事をしようとか思うとやたらと廊下(移動距離)が長くて店のある場所が判りにくい。食べ物は食べ物でまとめておいて欲しいなあ。

ウロウロしていて、「箸長」という箸と器の専門店を見つけた。かねてより「職人が作る5角形の箸が持ちやすい。いや8角形が」といった話を聞いていたので寄ってみると、色々な箸が試せるように壁にズラリと展示してあった。

持ってみると確かに手にシックリ来るのや来ないのや、重いのや軽いのや、持つところと先端で重さの違う木を寄せ木にしてあるのや、4角やら5角やら・・。迷いに迷って購入したのは寄せ木の5角。軽いのだが、手に当たる部分は手触りが柔らかく、先は固くて箸同士が当たるとカチンと言うぐらいのシッカリ感。こういう世界もありましたか・・

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今日のカメラ Sony α99 + SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM 箸の写真は Sony 2.8/50 MACRO

 

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このページは、onocchiが2013年3月18日 01:22に書いたブログ記事です。

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