落合住民にとって最も身近な川である妙正寺川。半世紀以上その近所に住んでいて「そういえば妙正寺川というぐらいだから妙正寺というのがあるんじゃないの」と思い付いたのはごく最近の話。
高円寺とか吉祥寺とか、地名は知られていても、その寺に行ったことのある人はごく一部なのでは。
そんなわけでやって来ました妙正寺。地図で見ると妙正寺川はこのそばから始まって神田川に合流するまでの短い川だということが分かる。緑が多いなというのが外から見た第一印象。大通りがそばに無いから静か。
門を入ってもすぐに本堂が見えないようなレイアウトになっているから余計に奥行きを感じる。緑が手入れされていて心地よい空間。
歩いてすぐの所に妙正寺公園がある。地図によると、ここから妙正寺川が始まっているようだ。
水をたたえた池があった。近所の人が散歩したり子供が遊んだりしている。
東側の公園出口から出ると、なるほどここから川が始まっている。地下の先がどうなっているか見えないけれど、地図上の川の始点がここ。
川沿いが緑の多い遊歩道になっている。2km余り、約30分ほどこの道を歩けば西武新宿線の鷺ノ宮駅のようだ。真夏の昼は死ぬかもしれないけど、ウォーキングには快適な道。
ちなみに最寄り駅は井荻駅と下井草駅で1km少々。
公園といい川沿いの風景といい、西武線でたった何駅か来ただけなのに、妙正寺川が綺麗に「良い扱い」をされているように感じた。さすがその名の起こりの地ということだろう。これに比べると下落合あたりの風景は川の風景というより単なる治水施設っていう感じが。神田川の方は桜並木になっていたりして良いんですけどね・・