2012年7月アーカイブ

Nikon P510 1000mmで月を撮ってみた

夏の東京は湿度が高いから月の撮影には向いていない、と最初にお断りしておきますが、どれだけ大きく写るのかに興味があったので撮ってみました

20120731001.jpg画像全体を15%に縮小。全体の中にどれだけの大きさで入っているか見ていただくため。撮影データは最後に。
 
 
 
 

20120731002.jpg画像を縮小せず、月の部分だけ切り取ったもの。

切り取っても1378×1366ピクセルあるので最大級のディスプレイとビデオカードがないと縦が入りきらないですね。うちのは入りません・・WindowsのIEで見ている場合、右下の100%と出ている部分を操作して75%にすると、小さくなりますが全体が見えたりします。

これが32000円のカメラで、三脚無しで(カメラを柱に押しつけながら撮りました)撮った物だと言っても、4,5年前の人は信じないかも?

しかし勿論数十万円のカメラと100万円のレンズと三脚を使えば、もっとクッキリ写ります。Nikonの一眼レンズに、現在は1000mmレンズが無いようなので、500mmレンズとテレコンバーターを使うしかないかも知れませんが。旧製品には1000mmがあったのですけど、いつの間に。まあ巨大だし、普通売れないか・・

クッキリといえば、私が愛用している「Paintgraphic2」という1800円しかしないお絵かきソフトに付いている「アンシャープマスク」を上の写真に掛けてみたのが次の写真。

20120731003.jpg違いが分かるでしょうか。分かりやすいように、一部を並べてみたのが次の写真ですが、ちょっと大目に掛けているので、かなり違います。
 
 
 
 
 

20120731003a.jpg右が、クッキリした代わりに「滑らかさ」が落ちたのが分かります。私は普段「0.5」ぐらいを使うことが多いのですが、これは効果が分かり易いように「1.5」掛けたのでこうなりました。つまり、数字の設定次第でこの2つの中間ぐらいにも出来るわけです。
 

20120731004.jpgちなみに先代のP500の810mmで撮ったのがこちら。一番上の写真と同じ15%縮小です。ホワイトバランス設定が今回と違ったので、ここではモノクロにしてあります。(Paintgraphic2で)当然ながら全体に占める月の割合が小さいです。
 
 

20120731004a.jpgP500で撮った写真の原寸大から、P510で切り取ったのと大体同じ場所を切り取ってみました。大きさが小さいのは当たり前ですが、解像度などはどう見えるでしょうか。

気象条件などが違うので一概には言えませんが、少なくとも新しいP510が1000mmという無茶?な望遠にした割には、前より落ちてないように見えます。本体内の映像エンジンのJPEG圧縮の味付けなどもあるので、クッキリ演出すれば解像度が高く見えるとか色々あるとは思います。

というわけで、私にとってP510に買い換えた結論は、とりあえず先代のP500より悪くならなくて良かったなという事で一安心。

新しく方向キーの中心部分がジョグダイヤル風に回せるようになって、マニュアル撮影(シャッター速度と絞り)が楽になったのも高ポイント。

これ以上のレンズの長さはもういらないなあ。その先は天体望遠鏡の仕事ということで。

撮影データ 2012.7.31
湿度が高く肉眼でも月のまわりにうっすら輝く部分(もや)が見える日

露出・シャッタースピード マニュアル
ホワイトバランス AUTO2(電球色を残す)
ActiveD-ライティング off

幅 4608ピクセル 高さ 3456ピクセル 
水平・垂直方向の解像度 300dpi
ビットの深さ 24
NIKON COOLPIX P510 V1.0
色の表現 sRGB
焦点距離 180mm
F値 F/6.6
露出時間 1/80秒
ISO感度 ISO-100

Nikon P510 42倍ズームを体験

湿度の多い日で画がボンヤリしているのは悪しからず。脅威の倍率を確かめてみました。24mm~1000mmという未体験ゾーン。(全て35mm換算です)

20120729001.jpg24mm。中央下の2羽の鳥に1000mmで寄ってみますと次の写真。
 
 
 
 
 

20120729002.jpgファインダーを見ながら「おお」っと・・1羽しか入らないかー。これは写真の原寸大を15%に縮小しています。

ということで、原寸大にするとトンデモナク大きいので、顔の部分だけ切り取ったのが次の写真。
 

20120729002a.jpg最初の撮影位置からここまで寄れるのですね。それが35000円しないで買えてしまうのが凄いです。手振れ補正も結構強力なようです。1000mmを手持ちなんて常識外ですけど手持ちですからね。
 
 

20120729003.jpgん?運動場みたいな所で何かやっているぞ。と、この写真では一番奥の人達は殆ど見えませんが(肉眼では見えている)、これまた1000mmで寄ってみると次の写真。
 
 
 

20120729004.jpgバイク教室だ。練習用の白バイ(赤灯などが外してある)が置いてあって、先生と生徒という感じの人達がミーティング中。

これも原寸大で一部を切り取ってみると次の写真
 
 

20120729004a.jpg警視庁の文字が読めてしまった。最初の位置から・・とにかくビックリでした。人の顔もハッキリ分かってしまう。これはもう望遠鏡ですなあ・・

撮影地:晴海埠頭

 

東京・妙正寺

落合住民にとって最も身近な川である妙正寺川。半世紀以上その近所に住んでいて「そういえば妙正寺川というぐらいだから妙正寺というのがあるんじゃないの」と思い付いたのはごく最近の話。

高円寺とか吉祥寺とか、地名は知られていても、その寺に行ったことのある人はごく一部なのでは。

20120718001.jpgそんなわけでやって来ました妙正寺。地図で見ると妙正寺川はこのそばから始まって神田川に合流するまでの短い川だということが分かる。緑が多いなというのが外から見た第一印象。大通りがそばに無いから静か。
 
 
 

20120718002.jpg門を入ってもすぐに本堂が見えないようなレイアウトになっているから余計に奥行きを感じる。緑が手入れされていて心地よい空間。
 
 
 
 

20120718003.jpgこの奥が墓地になっている。
 
 
 
 
 

20120718004.jpg本堂の前には一休み出来るベンチも。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

20120718005.jpg鐘楼もあって、想像以上に立派なお寺だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

20120718006.jpgすぐ近くに大きな参拝者専用駐車場もあって利用させて頂いた。
 
 
 
 
 

20120718007.jpg歩いてすぐの所に妙正寺公園がある。地図によると、ここから妙正寺川が始まっているようだ。
 
 
 
 
 
 
 

20120718008.jpg水をたたえた池があった。近所の人が散歩したり子供が遊んだりしている。
 
 
 
 

20120718009.jpg側の公園出口から出ると、なるほどここから川が始まっている。地下の先がどうなっているか見えないけれど、地図上の川の始点がここ。
 
 
 

20120718010.jpg川沿いが緑の多い遊歩道になっている。2km余り、約30分ほどこの道を歩けば西武新宿線の鷺ノ宮駅のようだ。真夏の昼は死ぬかもしれないけど、ウォーキングには快適な道。

ちなみに最寄り駅は井荻駅と下井草駅で1km少々。

公園といい川沿いの風景といい、西武線でたった何駅か来ただけなのに、妙正寺川が綺麗に「良い扱い」をされているように感じた。さすがその名の起こりの地ということだろう。これに比べると下落合あたりの風景は川の風景というより単なる治水施設っていう感じが。神田川の方は桜並木になっていたりして良いんですけどね・・

 

XPで2.2テラの壁を越えてみた

WindowsXP 32bit版をいまだに使っている私には1つの超えられない壁があった。外付けにしろ内蔵にしろ、ハードディスクを約2テラまでしか認識出来なかったこと。

今3TBや4TBのディスクが出てきて、まあ4TBなんて使わなくても良いし、2TBのに比べると割高でもあるので別にいいのだが、やっぱり出ると使ってみたくなる。

内蔵メモリーの3.3GBの壁はすでにツールで超えているが、HITACHIのハードディスクには同様に「壁を越えるツール」が付いている(配布されている)と読んだので、珍しく箱入りの4TBのを購入。ドスパラで22000円ほどだから、2TBのを2台買った方が絶対安いし、4TBものデータが壊れたら大変だなんて考えると、バックアップにもう1台なんていう問題も・・ しかしとにかく壁を超えて見えてくる景色を眺めてみたいぞ。

うちのパソには前面から差し込むだけのスロットを付けている(生のドライブを抜き差しする)から、取り付けはワン・・じゃないかツータッチ、スポン、バタン(扉を閉める音)

で、パソコンを立ち上げHITACHIのホームページからGPT DISK MANAGERをダウンロードして実行。するとパソコン内でHITACHI製のドライブを探してパーテーションをGPTに変換するか訊いてくるので実行して簡易フォーマットすると、あら簡単。簡易フォーマットだからあっという間にマイコンピューターに4TB(数字的には4TB弱)の新しいドライブが登場。あっけなかった・・

この手順にも書いた通り、最初にHITACHIのディスクがあるかどうか調べる行程があるので、他社製のディスクには使えない模様。

ブートドライブには出来ない、RAIDには対応しないと書いてある。もっぱらデータディスクだ。まあここまでデータが大きくなったら、RAIDより時間差を付けて2台目にバックアップを取った方がファーストサーバ状態(バックアップデータまで消失したヤフー子会社)を防げるかも?

私のPCはインターフェースがSATA2で性能をフルに発揮出来ないし(このディスクはSATA3 6Gb/s)、持ってる全部の写真と音楽と動画を入れても広大に余るけど、ワイルドだから気にしないぜぇ。今までバラバラだったそれぞれのバックアップをこれ1台に入れるという手はあるか。ハイビジョンの録画をすればそれなりに減るだろうか(少し気にしてるぜぇ)。

 この手の記事のお約束として、真似して失敗してパソコンがどうかなっても自己責任というか、この場合はHITACHIさんにご相談下さいませ。

 

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