ご近所桜を眺めつつ、中野区の哲学堂に向かいます。ここはタモリさんの好きな台地の際ってところでしょうか。「タモリのTOKYO坂道美学入門」という本に出ている坂もこの近くにありますし。
中野通りの北の終点、新青梅街道との交差点にやってきました。写っている通りは新青梅街道の西向き。
哲学堂公園の園内に入りました。閉じた空間ですが無料で開放されています。橋や建物などに哲学用語が付けられている独特な公園。哲学者で東洋大学創始者・井上円了先生が創設。
明治時代の人は公園や学校や病院や、色々な施設を残してくれましたが、その高い理想や公共への還元の姿勢に感謝するしかありません。精神に加えて、土地が安かったり税金が安かったり、理想を実現しやすかった状況もあったでしょうが、それでも理想が無ければこういう物は残らなかったわけで。
平和の象徴だと誰が決めたか知らないけれど、のべつ喧嘩をしている鳩。オス同士の縄張り意識がハンパないのであります。
哲学堂公園に北側から入り、南に抜けて再び中野通りに出ました。西武新宿線の踏切が見えてきます。
昔のデジカメはシャッターを押してから撮れるまでにタイムラグがあったので、こんな写真を撮るのは神業というか偶然というかでしたが、今は5、60キロ出ている電車でも普通に撮れますね。ピントはさすがに来てからでは間に合わないので、通過前に線路あたりにピントを合わせて(オートならシャッター半押し状態で)待っている「置きピン」の必要はありますが。
桜満開の下で入学式とは素敵ですね。これぞ日本の春って感じ。秋に新学期を始めるようになったら こうはならないわけで、そこはちょっと残念かも。
新井天神・北野神社も中野通りにあります。今年は頭が良くなるようにお参りしてきました。
毎年会う少女。少年の方はいつも帽子をかぶっていたけれど、今年は帽子が無くて頭に帽子を取り付ける棒が出ている状態でした。この前の強風で飛んじゃったのかな。
新井薬師に寄りました。ここの桜も綺麗だし、眼病を治してくれる(?)仏様(何科かは別として、薬師如来は薬を持っている仏様)として有名なので「め」と書かれたお札をいただいて帰ります。老眼は病気じゃ無いからダメかな・・
中野駅に近づいてきました。中野サンプラザもこの右にあります。
中野駅北口は工事中でした。知らなかったけれど、かなり大規模で
こんなことになるらしい。絵の左に縦に走っているのが電車の高架で、右がサンモール商店街の入口。ロータリーになっていて渡りにくかった道が1本に。屋根も出来るようで、サンモールまで傘いらずに。かなり歩行者に優しい駅前になりそうですが、バス停は遠くなっちゃうのかな。現在、ここにあったバス停はサンプラザ横などに移動していますが、計画完成時には線路の横にバスパークが出来るとか。
バスと歩行者というのは、乗る人には近い方が良いし、乗らない人にとっては危ないものだったりもするので難しいところですね。
北野神社でいただいた(神社の物は買ったとか売ったとか言わないらしい。お金を「お収めして」「さずかる」)桜をかたどったお守りはとても綺麗でしゃれていました。お守りらしくないので携帯ストラップとして普通に付けられそう。期間限定かな?
お昼は昔サラリーマン時代に通っていた町の喫茶店「トート」で昔ながらのナポリタンとアイスコーヒー。合わせて800円。どちらも懐かしい味。
一休みはサンモール内の喫茶店「くれない茶房」で。
お土産は新井薬師の近所にある饅頭屋さんの「揚げ饅頭」。油と砂糖の夢のコラボで反ダイエット宣言か。ちょっと歩いたから許してね的快楽・・